“好き”がわからなくなって、ちょっと立ち止まってみた話

〜“自分の幸せ”を探すためにやってみたこと〜
「いつも幸せな人は2時間の使い方の天才」(今井孝)
本を読み進めて、「自分を満たすもの」を知り、日々それを行うことが大切だとわかった。
じゃあまず、「好きなことリスト」を作ってみよう!……とノートを開いたけれど。
出てきたのはほんの数個だけ。
しかも、「これって本当に好きだった?」と自信もない。
ハードルは下がってるはずなのに(本では「好きな食べ物くらいからでいいよ〜」と書かれていた)、思っていたより、自分の“好き”が出てこない自分にショックを受けた。
好きなことが出てこない…?
1週間くらい考えてみたけれど、やっぱりピンとこない。
「このままじゃダメだ、私には“好きなこと”がないわけがない!」と、
半日時間をつくって思いきって一人で温泉に行くことにした。
自分ルールで向き合ってみた
この日のルールは2つだけ。
- 温泉を出るまでは「自分の幸せ」以外のことを考えない
- スマホは緊急以外の通知OFFで、外部の情報はシャットアウト
家を出た瞬間から、ずっと自分に問いかけていた。
「今、自分の幸せになることってなんだろう?」って。
温泉で聞こえてきた、自分の“好き”
露天風呂に浸かって、目を閉じる。
ポタポタと湯が落ちる音。木の葉が揺れる音。風が顔にふれる感じ。
「最高……」
そう感じたとき、ふと思った。
今、“好き”って言った?
気づけば、たくさんの「好き」が出てきていた。
- サウナで汗がドバっと出る瞬間
- 風呂上がりのコーヒー牛乳(昔よく飲んでた)
- 自然の香りや空気
どれも特別なことじゃない。ずっと近くにあったものだった。
どうして今まで気づけなかったんだろう?
それは「自分の幸せ」について考える時間を持ってこなかったから。
頭の中はいつも、お金のこと、仕事のこと、子育てのこと。
そういう情報ばかりが目に入って、心も支配されていた。
好きなことは「自然に出てくる」ものじゃない?
ずっとそう思っていたけれど、それは違った。
“自分の幸せ”って、ちゃんと意識して問いかけないと、見えてこないものだった。
小さな「好き」は、自分を満たすヒント
この日の温泉は、本当に最高だった。
そして「もっと心地よく過ごすためにどうしたらいい?」という視点も出てきた。
- お風呂セットを入れられる軽いバッグがあったらいいな
- ボディスポンジがあると快適かも?
こうして、気持ちよく過ごすための「工夫」まで考えられるようになった。
《“好き”をきっかけに、「心地よい選択」ができるようになる》って、すごいことだと思う。
まとめ:「好きなこと」は、意識して探していい
「好きなことがわからない」って、ちょっと怖いし、寂しいことかもしれない。
でも、ちゃんと時間をとって向き合えば、私の中にちゃんと“好き”はある。
それに気づけただけでも、一歩前に進めた気がする。
こんな方におすすめの記事でした
- 好きなことが思い浮かばないと感じている方
- 毎日がなんとなく過ぎていて、心が満たされない方
- 自分のための時間をとるのが後回しになっている方
“幸せになりたい”って思っているなら、
自分の「好き」に向き合う時間をちょっとだけつくってみると、何かが変わるかも。